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2024.03.14
環境

【2024年版】熊本県の土地探しで立地は駅近がホントにお得?メリットとデメリットを再考

2024年の熊本県の土地探しの駅近のメリットデメリットまとめ

目次

 

注文住宅の新築は、土地の選定からスタートすることが一般的です。

条件の良い立地に、キレイな形で前面道路も十分、さらに間口が広ければ駐車場や庭も確保できますし、何より建物のデザインの自由度が増します。

ところが現実は、前述のように誰もが羨む理想的な土地が見つかることは、非常に珍しいことであり、納得するため数年を要したというケースも珍しくありません。

立地と建物では優先すべきはどちらか、という相談を受けますが、基本的には冒頭で述べたように、土地つまり立地からスタートすることをおすすめしています。

特に、駅近を希望する場合、競合が多い、予算が合わないといったときは、最寄り駅までの距離を、どこまで譲歩できるかがカギです。

ライフスタイルにも大きく影響することから、今回は、駅近の土地について、メリットとデメリットを解説します。

立地の2つの意味

土地や建物の場所を指す言葉として、英語では「Location」があります。

日本語に訳す場合は「立地」とは表現しいのが一般的ですが、ここに日本独特の考え方や意味が込められていると言えそうです。

不動産における立地とは、単なる物理的な場所だけでなく、土地そのものの形状、方位、前面道路の状況、段差の有無、交通アクセスも含めた用語と解釈できます。

土地探しをする上で、重要な要素が「立地」という言葉に詰め込まれています。

それゆえに、立地の良し悪しを気にする人は多いのです。

ただし、立地の良い悪いに明確な定義はなく、やや、主観的なところで判断されるケースはありますが、一般的には駅近物件は人気が集まりやすくなっています。

良い立地とは

良い立地を表すキーワードとして、「駅近」は外せません。

交通アクセスはともかく、商業施設との連絡も抜群な熊本県内の主要駅に近い場所に、一戸建てが販売されるとなると必然的に注目度は高まります。

日常生活を送る上での利便性が向上することを、誰もが理解しており、さらに駅近物件でも徒歩10数分圏内、距離にして1km未満であれば、抽選販売にせざるを得ないほどです。

ただし、立地の良し悪しについては、必ずしも「駅近」だけで判断されるものではありません。

あくまでも理想のライフスタイルを実現する中で、駅に近いことに必要性を感じる場合は、好条件の立地であると判断することになります。

逆に、通勤通学を最優先するわけではないと考えるならば、駅近という条件の優位性は低くなるはずです。

駅近だから立地が良いという固定観念を持たずに、ライフスタイルの実現には何が一番必要かを考えることが、土地選びでは重要と言えます。

地盤は強い方が良い

地震や洪水によって地滑り、地盤沈下、液状化が発生する可能性が高いエリアは、熊本県内でも存在します。

そのような場所に、土地を購入して注文住宅を建てることは、リスクが高いと言わざるを得ません。

Webサイト「防災情報くまもと」が公開しているハザードマップで、希望エリアの状況を事前に調べられるため、ブックマークしておくことをおすすめします。

地盤の強さは、建築とは別に地盤調査でなければ詳細は判明しませんが、地盤サポートマップを参照して情報を得ておくとよいです。

また、土地の取得や注文住宅の相談の際に、地盤調査の相場も含めて、ハウスメーカーに問い合わせると、より現実的な情報が得られる可能性があります。

ちなみにリブワークの注文住宅は、熊本地震での倒壊はゼロだったことから、土地探しのサポートにも自信があります。

新生活の希望が叶う立地の良い土地情報はコチラから。

リッチという言葉の示す意味や良い立地の条件や地盤の強さなど

駅近物件のメリット

駅近の土地に注文住宅を建てることで、さまざまなメリットがあることは、ある意味、周知の事実と言ってよいです。

多くの人が土地探しで、「駅まで徒歩10分以内」といったように、現実的な条件を挙げています。

そこで本章では、

  • 交通アクセス
  • 暮らしの効率化
  • 資産価値の維持

を駅近のメリットの中でも期待値が高い項目として、少し詳しく解説します。

交通アクセス

日ごろから鉄道の利用頻度が多ければ、駅の近くに住むことで、移動の負担を軽くすることができます。

熊本県の駅近の土地で新生活をスタートさせる場合、移動に費やす時間や体力的な負担が減れば、その分、家事や睡眠、趣味などに割り当てられます。

わずか数分の違いであったとしても、年間で考えると、かなりの違いです。

昨今は自動車の価格、維持費ともに上昇傾向であり、駅近物件取得をきっかけに主な移動の手段を鉄道やバスに変えることで、

  • 乗り換え費用
  • 車検費用
  • 自動車税
  • ガソリン代
  • タイヤ交換や日常のメンテナンス費用

など、数百万円単位でコストカットも期待できる可能性があります。

自動車が必要なときは、駅周辺でレンタカーやカーシェアリングでカバーできれば、利便性が損なわれることはありません。

駐車スペースを狭くして、庭を広く取れるという間取り上のメリットにも繋がります。

暮らしの効率化

駅近は鉄道やバスといった公共交通機関の利便性はもとより、主要な駅では、構内や周辺には商業施設や公共施設をはじめ、さまざまな店舗が集積しています。

駅は人が集まる場所であり、集客目的で店舗が集まりやすい特性もあることから、暮らしの効率化がグンと向上します。

また、トレンドや流行りの情報を掴みやすいことも特徴で、遅くまで働いている社会人向けに営業時間が長く、閉店時間が遅い店舗も多いです。

このように、駅近には便利な商業施設などが集まっており、なおかつ営業時間が長い傾向のため、いつでも利用できるのは強みと言えます。

子どもを持つ世帯にとっては、学習塾や習い事など、教育面での環境も整っていることも、重要な意味を持ちます。

資産価値の維持

駅近の土地は、比較的高額な傾向にありますが、それを補うだけの魅力やメリットが広く知られていることから人気が高いです。

また、駅周辺の賑わいや発展が路線価に反映され、不動産としての価値も大きく下落しにくいことから、資産価値を維持したい考えもある場合は、好都合であると言えます。

購入した時よりも、高く売却できるケースも珍しいことではありません。

さらに、駅近の土地に注文住宅を建てたことを活かして、新たな収入源となるよう賃貸に乗り出すプランを描くことも可能です。

いずれにしろ住み続ける、売却する、賃貸する、相続させるという、住宅ローンの完済前後の出口戦略として選択肢が多いことは、老後の人生設計にも大きく影響を与えます。

まだ、土地が見つかっていないのならば、主要な駅周辺の土地情報を欠かさずチェックすることをおすすめします。

駅近のメリットは交通アクセスの良さや暮らしの効率化が叶うことや資産価値が維持しやすいこと

駅近のデメリット

駅近の物件を求めて、日々、土地探しをしているときは、メリットにばかり目が向いてしまいがちです。

そのため「駅近=良い物件」と信じて土地を購入した結果、実は、想定と違って違和感を覚えつつ暮らしているという声も少なくありません。

やむを得ず、注文住宅を建てた数年後に売却、というようなケースは避けたいところです。

駅近物件にも、理想のライフスタイルによっては、デメリットとなる部分があります。

この章では、駅近の土地を購入することで頭を悩ませる、よくあるデメリットについて解説します。

土地の相場が高め

駅近の土地は資産価値が維持しやすいと前述しましたが、その分、他のエリアよりも相場が高めです。

また、同じ駅近でも路線価の変動に相場も連動するため、どの駅であれば、予算内に納まるかという問題に頭を悩ませることになります。

例えば、JR鹿児島本線の熊本駅と、そこから直線距離にして約2kmしか離れていないJR豊肥本線の南熊本駅とでは、倍ほどの相場の違いがあります。

駅近物件土地相場

熊本駅

南熊本駅

平均価格(㎡単価)

53,469円

26,531円

※e土地net 熊本県土地相場リサーチより

土地に予算を回しすぎると建物の建築費に影響します。

駅近物件の検討には、まず土地価格のリサーチが重要です。

広い土地を確保しにくい

駅近物件は土地価格の相場が高いことは、すでに述べました。

土地に割り当てる予算が1,000万円だとすると、前述の熊本駅と南熊本駅では、取得できる面積が大きく違います。

予算1,000万円

熊本駅

南熊本駅

平均価格(㎡単価)

53,469円

26,531円

取得可能面積

約187㎡

約377㎡

坪換算

約57坪

約114坪

上記のような計算で、自由に土地を入手することはできませんが、一般的に、売り出されている土地は駅近物件ほど狭い傾向です。

土地の分譲では、できるだけリーズナブルな価格に抑えたいため、区画を小さく区切ることが多くなります。

土地の区画が小さければ買いやすい金額に設定できますが、その分、建物のスペースが建ぺい率との兼ね合いもあってコンパクトになりがちですし、隣家との距離も物理的に近くなります。

このように、広い土地を確保しにくいという点は駅近のデメリットであり、「駅近」と「広い土地」のはざまで気持ちが揺れる人は多いです。

環境への対応

駅は人の多さだけでなく、バスやタクシー、乗用車が行き交い、騒音や振動、臭い、ホコリなど生活環境に影響を及ぼす問題が発生しやすくなります。

駅から離れていても線路が近い、バスの停留所が目の前、タクシー乗り場が近隣にある、コンビニの裏手であるといった、駅周辺にありがちな立地は避けたいところです。

駅近という好立地が、逆に窮屈な生活を強いられるケースは、皮肉なことに住んでみて初めて気付くことがデメリットになります。

こうした生活環境によってストレスを抱えてしまうと、さまざまな疾患の引き金になり、理想のライフスイルの実現は難しくなります。

周辺環境のチェックは当然として、住宅の性能で問題を対処すると建築コストの負担が増えることがデメリットです。

駅近のデメリットは相場が高めなことと広い土地を確保しにくいことや環境への対応が不可避なことと

まとめ

立地の良い土地を購入し、理想のライフスタイルを求めて注文住宅を建てることを目指すのは、誰もが持つ当然の権利です。

特に駅近であれば、効率の良い生活を実現できますし、将来にわたって不動産としての資産価値を維持できるという期待も持てます。

しかし、駅近の土地は価格が高く、騒音や振動といった生活に影響を及ぼす問題もあります。

また、広々とした間取りを実現できるかどうかは土地の面積次第ですが、駅近物件は、やや小さい傾向です。

広い土地がなかなか見つかりにくいという面は無視できません。

駅近の土地選びは非常に難しく、資金計画や周辺環境などをしっかりチェックしつつ、買い急ぎをしないことが重要です。

熊本県での駅近の土地探しは、リブワークのe土地netにお任せください。

また、熊本県で新築一戸建てを建築される方で、最新の土地情報や相場を知りたい方は、リブワークにぜひご相談ください。

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