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2024.11.08
設備仕様

【2024年版】熊本県の土地に家事がしやすい注文住宅を建てる際の間取りに必要なこと

熊本県で家事労働のストレス負担を軽減するための注文住宅のアイデアまとめ

目次

 

パナソニックホームズが公開している「住まいの暮らしやすさに関する調査2024」によると、「そもそも家事が苦手・好きではない」という意見がジャンルを問わず上位にランクインしています。

また、共働き世帯の増加で家事に割り当てる時間が減少していることから、熊本県で注文住宅を建てるのであれば家事のしやすい動線設計がなされた住宅が満足度を高める要因ともいえます。

動線の工夫があれば、家事の負担を減らし、趣味や家族の時間を増やすことが可能です。

家事のしやすさは暮らしやすさに繋がるため、間取りにおける知っておきたいポイントについてお伝えします。

家事労働のストレスを考える

注文住宅を建てるのであればおしゃれな外観や内装にこだわりたいところですが、生活しやすい間取りが何よりも優先すべきことだと考えます。

特に「家事動線」と「生活動線」は暮らしに大きく影響することになり、いずれの動線も不満が残ってしまうとストレスを感じやすい空間になってしまいます。

例えば、食料を保存しておくパントリーがキッチンから遠いと、食材の取り出し、運搬、料理の工程が非効率になりがちです。

また、洗濯スペースと収納スペースの距離も同様で、移動距離の長さは家事の負担と非効率性を増大させる要因にもなります。

家事ストレスは道具や設備を改善したところでなくなるわけではありません。

動線と同様に分担についても、新築をきっかけに話し合いもおすすめです。

苦手意識と負担

家事は生活していく上で必要不可欠ですが、苦手や苦痛に感じる人も少なくありません。

また、家事の種類によっては得意不得意があるケースも多く、「掃除はいいけど洗濯が嫌」「料理は得意だけど食器洗いはしたくない」など、個人で苦手意識は異なります。

注文住宅ならば、苦手な部分がわかっていれば設備や間取りで改善は可能となるのが強みです。

掃除を苦手とするならば、全自動のロボット掃除機を活用できるようバリアフリー化して間仕切り壁も少なくする、フラットな間取りにすることで、かなりの負担を軽減できます。

また料理後の片付けが面倒だと感じるならば、キッチンにビルトインタイプの食器洗い乾燥機導入がおすすめです。

軽く流した後に食器洗い乾燥機を稼働されば、保管まで何もせずに済みます。

苦手と感じる家事を明確にしておけば、ハウスメーカーは適切な対応策を提案してくれます。

家事分担はホントに平等?

夫婦、あるいは家族での家事分担も、労力、時間、ストレスを解消できる方法のひとつです。

特に共働き世帯の場合は家事に割り当てる時間がどちらも少ないことから、効率よく家事できるよう家事の得意不得意について話し合っておくことが望ましいといえます。

例えば、夫婦のどちらかが料理をしている間に一方は掃除や洗濯を行い、2人が同時に家事を終わらせることで夫婦の時間を確保することができます。

しかし、料理と掃除では完了までの時間が異なることから、必ずしも平等な分担ということにはなりません。

ケースバイケースで担当する家事を変えるといった柔軟な考え方も必要になります。

こうした話し合いだけでも家事に対する情報共有がなされるため、間取りの設計においてもイメージしやすくなり理想の住宅に近づくようになります。

なお、どうしても納得のいく家事分担ができない場合は、定期的な家事代行サービスの利用、IoT家電の採用など、省力化の検討も方法のひとつです。

家事の分担においては、

  • 五分五分(完全なる分担)は難しい
  • 完璧を求めすぎない
  • 毎日できることとできないことをわける
  • プロや機械の力を頼る
  • 協力や自主的な取り組みの構築

という基本的な部分も改めて考えてみることもおすすめといえます。

家事動線も自由設計の注文住宅向けに、熊本県内の新着土地情報もチェックしておきましょう。

苦手意識や負担などから家事労働のストレスを考えて住宅設計をすることについて

家事動線の良い間取りとは

2階建てと平屋では階段の有無や部屋の配置など大きな違いがあるため、家事動線の考え方やポイントが異なります。

平屋はコンパクトに最小限の移動、2階建ては上下階移動の効率性を基本設計として要望に応じて調整していくことが多いです。

この章では、住宅仕様別に動線設計の良い間取りの例について具体的にお伝えすることにします。

2階建て

注文住宅を検討する人の多くが2階建てを選ぶことから、ハウスメーカーは家事動線についてのノウハウを数多く持っています。

どのハウスメーカーに建築を依頼しても快適な生活ができる間取りを提案してくれますが、押さえておくポイントとして「洗濯スペースと収納スペースの位置関係」があります。

衣類の収納場所は、ファミリークローゼット、もしくは各部屋の収納スペースがオーソドックスです。

家事の動きとしては、

  1. 洗濯する
  2. 干す
  3. 取り込む
  4. たたむ
  5. 収納する

というステップになりますが、洗濯や干すスペースの位置次第では、上下階への移動が多くなります。

洗濯と干すスペースは脱衣場(バスルーム)と直結あるいは近い場所に配置し、収納については各人に任せることを想定して、1階部分で完結させるパターンがあります。

子どもの成長と洗濯量は比例し、洗濯機も大きな容量への買い替えも想定しておくとよいです。

これ以外にも、朝の支度時に洗面室やトイレが混雑しないよう、2階にもトイレや手洗いスペースを設けるかどうかといった相談も多くあります。

共有スペースはなるべく1階に集約すると生活動線が良くなり、家事動線も効率化する傾向になっています。

平屋

平屋はワンフロアで生活しますから、快適さは動線の設計次第ともいえます。

考え方のポイントとしては「回遊できる水回り」です。

キッチンと洗濯スペース、バスルームに複数の方向からアクセスできるようにすることで、掃除や移動がしやすくなり洗濯から収納までの時間も距離も短縮できます。

さらにバリアフリーにすることで、キッチン→洗濯スペース→リビングやダイニングと、流れるように掃除できるというメリットもあります。

回遊できる間取りは、「ついでに個室も掃除」という習慣も身に付きやすく、掃除が得意でない場合は、ロボット掃除機に任してしまうことも手段の一つです。

壁や柱はできるだけ省きたいところですが、構造上の問題で避けられない場合は、家具や本棚の一部として利用すると目立ちにくくなります。

もしくは装飾を施して、内装のアクセントにする方法もあります。

柱や壁をできるだけ無くすことは動線設計の生命線でもあるため、ハウスメーカーに事例などを提示してもらうとイメージしやすいです。

平屋は「回遊」と「バリアフリー」をキーワードにした間取りが創りやすく、効率よく生活したい人には向いています。

良い動線の注文住宅を建てるために、熊本県で立地のよい土地を探すことも欠かせません。

家事動線のいい間取りとは何か二階建てや平屋といった条件から考える

効率的な家事を実現するアイデア

毎日の家事を効率よくこなし自分の時間を少しでも多く確保するためには間取りの工夫が不可欠ですが、家事動線が良くなる間取りの設計はプロでも難しいものです。

インターネットやSNSでヒントになる情報を多く収集できるものの、住みやすいようにアレンジすることは至難の業といえます。

アイデアを得る、実例を知るために情報収集は必要ですが、そっくりそのまま転用するのではなく、住宅の広さや形状に合わせて調整することが重要です。

この章では、具体的なアイデアの例として2点お伝えすることにします。

リビングダイニングキッチンの採用

キッチンとリビングを近くに配置することで、料理をしながらリビングにいる家族を見ることができます。

また、キッチンの横にダイニングテーブルを設置すると、配膳や片付けの移動距離も時間を短縮できるメリットもあります。

開放的で広く見渡せるため、目が離せない時期の子どもがいても見守りながら食事の準備ができることもあって、リビングダイニングキッチンの採用はおすすめです。

ただし、キッチンとリビングが近いと、調理中に子どもがキッチンに入ってきて思わぬトラブルの発生にもなりかねないため、ベビーゲートなどで防ぐようにしておきます。

リビングダイニングキッチンは良い面は多いですが、注意点としては、

  • においや音が拡散しやすい
  • キッチン回りの整理整頓状況が丸見え
  • 冷暖房のコントロールが難しい

といったことも挙げられるため、カバーできる方法をハウスメーカーに相談するとよいです。

各部屋との繋がり

各部屋を効率よく掃除するためには直線で繋がることが重要で、さらに移動距離も短くすることがポイントです。

理想としては、平屋はLDKを中心に他の水回りや個室を周囲に配置することですが、2階建ての場合は階段の位置がポイントになります。

水回りはできるだけ近い場所に集約し、バスルームから寝室あるいは個室には、他の部屋(特にリビング)を通らずに入れる動線だと、かなり移動は楽になります。

階段に関しては、LDKに近い位置に配置するか、あえて離れた位置に配置するかは、効率面などを考慮していつくかパターンを作って比較検討することをおすすめです。

また、ボックス階段とスケルトン階段では、インテリアとしての印象や掃除に関しても相談の余地はあります。

基本的にはバリアフリーで壁も柱も移動に支障がないよう少なくしておくと、将来的にも住みやすさが持続します。

ハウスメーカーの建築事例にもヒントが多く隠されていることから、積極的に相談することをおすすめします。

効率的な家事を実現するアイデアとしてLDKの採用や各部屋との繋がりから考える

まとめ

家事に時間を取られると、

  • 一人で過ごす
  • 家族間のコミュニケーション

ことが不足してストレスの原因にもなります。

大抵の場合、家事は得意不得意があることから、注文住宅では家事動線の良い間取りが満足度に大きく影響しがちです。

効率よく家事ができる環境を創ることは暮らしやすさに繋がっているため、配置だけでなく家電や設備にもこだわると、より快適な住宅が実現できます。

熊本県の土地探しは、リブワークのe土地netにお任せください。

また、熊本県で注文住宅を建築される方で、土地情報をお求めの方はリブワークにぜひご相談ください。

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