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2024.04.08
注文住宅 ライフスタイル

【2024年版】熊本県でも平屋2人暮らしが人気!DINKS・老後・シンママシンパパ向けの土地探し

2024年度熊本県で平屋人気はDINKSや老後やシンママ新パパ向けの土地探しも

目次

 

平屋ブームとも言えるほど、全国的に平屋への関心が高まっていますが、熊本県の実情を知りたいところです。

そこで実際に、国土交通省の建築着工統計調査(建築着工統計調査 2023年用途別(大分類)、地上の階数別、構造別(新築工事)/建築物の数、床面積、敷地面積)から、熊本県だけの平屋率を独自に計算した結果、以下のようになっています。

年代

1-3階建て

平屋

平屋率

2023年

6,294

2,136

33.9%

2022年

6,798

2,337

34.4%

2021年

7,697

2,589

33.6%

2020年

7,016

2,302

32.8%

2019年

8,118

2,891

35.6%

2018年

9,112

3,552

39.0%

2017年

8,516

3,489

41.0%

2016年

6,697

2,218

33.1%

2015年

5,744

1,405

24.5%

2014年

5,856

1,372

23.4%

注)1~3階建てと平屋の単位は戸

過去10年間に渡って、安定した平屋のニーズがあることを示すもので、全国でも上位に位置する割合の高さです。

しかし一方では、平屋向きの土地選びは難しく、世帯状況に応じたライフスタイルに合わせるためのコツを知っておく必要があります。

そこで、この記事では平屋での2人暮らしにスポットを当て、子どもを持たない世帯、シングル世帯、老後向けなどに適した土地の見つけ方について解説します。

2人暮らしの平屋

平屋には、室内での移動距離(動線)が2階建てよりも短くなる傾向が高いというメリットがあります。

さらに建物自体の重心が低いため、地震や台風による揺れ具合も、2階建てと比較するとかなり抑えられます。

しかし、全てのスペースをワンフロアに集約させることから、広い間取りを望めば、それに見合う広い土地が必要になるという、誰もが悩む問題は避けられません。

土地の相場にもよりますが、予算次第では、建物に必要なコストを削減せざるを得ない状況になることも考えられます。

コンパクトな平屋であれば、比較的、土地探しのハードルは下がります。

土地は最低30坪?

30坪と聞けば、平均的な土地の広さをイメージしますが、これはあくまでも2階建てを前提とした場合です。

ここで注意点ですが、土地の面積とは敷地面積を指し、建築面積と同じ意味ではありません。

  • 敷地面積:いわゆる土地全体の広さ
  • 建築面積:建物を真上から見たときの面積

ちなみに建築面積は、敷地面積に対して建ぺい率で制限されます。

例えば、建ぺい率60%のエリアでは、30坪の土地であれば建築面積18坪の平屋が建築可能です。

熊本市内でも、エリアによって建ぺい率は40%や60%とバラついているため、正確な情報は、物件情報などで確認することをおすすめします。

もし建築面積18坪であれば、どの程度の広さが実現可能かと言えば、2人暮らしで人気の2LDKは確保できます。

平屋に適した土地とは

平屋に限定するわけではありませんが、なるべくならば、

  • 平坦である
  • 旗竿地は避ける

という2点を挙げておきます。

まず敷地内に高低差がない平坦地は理想的です。

高低差を利用して眺望を活かしやすい、採光を取り入れやすい面もありますが、建築コストはかさみます。

平坦で、道路の接面幅も広い土地は間取りの設計がしやすく、駐車場などの位置取りも合理的になります。

旗竿地に関しては、決しておすすめしないわけではありませんが、状況次第では日当たりや風通しが難しく、自動車の駐車スペースも問題になりやすいです。

2人暮らしの平屋の土地は何坪か、平屋に適した土地など解説

DINKs向けの土地

DINKsとは、子どもをあえて持たない共働き夫婦のことで、「Dual Income No Kids」の略称です。

子を持つことは、必ずしも優先順位が高いわけではないという考え方によって、自分たちの時間を重要視する夫婦が増加しています。

生活と仕事の効率を高める間取りを実現しやすいことから、平屋を選択することに合理性を見出していることが伺えます。

DINKsのライフスタイルから、土地については駅近や人気エリアがおすすめです。

駅近でアクティブな暮らし

私生活も仕事も効率を重視するのであれば、小さくても駅近の物件が最適と考えます。

駅近のエリア周辺は一般的に、医療、公共、金融機関、商業施設といった環境が整っていることから、利便性は十分です。

さらに勤務先までのアクセスが良好であれば、移動の負担も軽減されます。

その分、土地の相場は高い傾向にありますし、広い面積は期待できないかもしれませんが、平屋には最適な土地が見つかります。

私生活と仕事のどちらも満足度を高めたい場合は、駅近の土地が理想です。

希望路線での土地検索や土地相場リサーチで情報入手できます。

職住近接

駅近にこだわらず、とにかく通勤の負担を減らしたいなら、お互いの勤務先を中心にエリアを選択することも、ひとつの考え方です。

これは職住近接と言いますが、働いている街に自宅を構えて混雑を避け、移動の時間を抑えることが目的となります。

仮に熊本市内に勤務先があり、職住近接を実現するには、

  • 土地相場が高い
  • 建ぺい率40%の地域での間取り
  • 固定資産税が高くなる

といった課題に向き合わなければなりません。

しかし、さまざまな施設が集まっているために利便性は良く、資産価値も下落しにくいことから、高値で売却あるいは賃貸という、出口戦略が立てやすい面もあります。

キャリアを積むために、転勤や転職で他のエリアへの転出も辞さないのであれば、職住近接の考え方も検討の余地ありと言えます。

DINKs向けの土地は駅近で職住近接など

老後向けの土地

子どもが独立して仕事も定年退職した後は、夫婦でゆっくり生活したいと考える中高年世代には、平屋は2階建てよりマッチングしやすいです。

快適な老後を見据えることが肝心で、機能的にはバリアフリーとメンテナンスフリーが重要なポイントとなります。

その点、間取りとしては2LDKを中心に考えると、移動も日常の掃除も負担を軽くすることができます。

この世代は、周辺環境と費用面を考慮して、熊本県内での土地選びが効果的です。

穏やかな郊外でゆったり

都市部の喧噪な雰囲気や、響き続ける環境音がストレスになるのであれば、ゆったりした時間が流れる郊外の方が、穏やかな暮らしには向いています。

自然豊かな熊本県であれば、なおさら閑静な場所を求めて、土地を探したいと考えてもおかしくはありません。

ただし、主要な生活に必要な施設、特に健康面に不安がある場合は、病院や交通インフラが、ある程度は整備されたエリアを選ぶことが求められます。

また、大雨などの災害に備えて、ハザードマップによる天災リスクも確認して、土地を選びたいところです。

土地相場の低いエリア

定年退職後に働く意思があったとしても、現役時代と同等レベルの収入を確保することが、なかなか難しいのが現状です。

従って年金が収入の柱と考えると、なるべく土地相場の低いエリアで、コンパクトな間取りの平屋を建てるなど、初期費用を抑えた資金計画を考えなければなりません。

自己資金、住宅ローンの借り入れだけでなく、固定資産税や生活費も含めて、具体的な数字を洗い出すライフプランシミュレーションが役立ちます。

ライフプランシミュレーションは、中立的な立場のFPが得意とすることですが、金融庁のツール(ライフプランシミュレーション : 金融庁)も便利です。

なお、相場の低いエリアは、どうしても利便性、防犯、治安面に不安があるため、ハウスメーカーに情報をもらいながらの土地選びは安心できます。

エリアごとの最新おすすめ土地情報は、日々更新されていますのでご覧ください。

老後向けの土地は穏やかな郊外でゆったりしたり土地相場の低いエリアなどで初期費用を抑える

シンパパシンママ向けの土地

1人で子育てするシングル世帯は、生活の効率性と子育てのしやすさが、土地探しのポイントです。

ただし一般的に、経済面では厳しい状況になりやすいシングル世帯では、

  • 自己資金の確保
  • 補助金の活用
  • ランニングコストの低減

なども並行して考慮しなければなりません。

まずは、最適な土地の条件として、教育、コスト、治安について言及します。

通勤通学の利便性

子育て世帯では、通勤通学に便利なエリアが望ましいと考えます。

子どもの年齢や進路によって、通学方法は変化しますが、例えば、

  • 小中学生
    徒歩通学を前提に半径1km以内に学校がある
  • 高校生
    最寄り駅やバス停留所まで徒歩または自転車で30分以内

といった具体的な想定の下で、エリアを絞り込む方法が現実的です。

また、子どもが小さく保育所や幼稚園に預ける場合は、どのようなルートを通れば安全かということまで調べておくと、生活のイメージが具体的になります。

通勤と通学のどちらにも都合が良い土地は、簡単には見つからないかもしれませんが、周辺環境の確認も兼ねて、気になるエリアを現地確認することも大事なことです。

コストと治安

まず、できるだけ予算内に建築コストを抑えて、子どもの安全も確保したい場合は、交通量も人の往来も多い、いわゆる駅近は治安面からも最適とは言えません。

コストと治安のバランスを取るならば、やはり郊外を中心の土地選びが理にかなっています。

ただし、郊外の概念や定義は決定的なものがなく、ベッドタウンだけども便利の良い場所と考える人もいれば、単なる田舎に近い長閑な場所と認識している人もいます。

通勤通学は多少不便でも、空気の良い自然の多いエリアが良いといった子育て方針は、土地選びに重要な指針となり、意外に決断のきっかけとなるものです。

さすがにインターネット上だけでは見つけることが難しいため、ハウスメーカーに平屋のデザインとともに土地選びを依頼することも、ひとつの手段と言えます。

シンママシンパパ向けの土地は通勤通学便利でコストと治安の両面から考える

まとめ

熊本県は、中心部の熊本市から穏やかな雰囲気の阿蘇市まで、さまざまな特徴を持つエリアで成り立っています。

平屋の新築においても、最適な土地が見つかる可能性が高いと言えます。

ただし、今回取り上げた世帯によって、要望のコアとなる部分が異なり、イメージ通りの生活ができるかどうかは、土地を探す前の情報整理が重要です。

平屋のマイホームを持ちたいと考えるならば、なるべく早く相談や見学会で可能性を確認することをおすすめします。

熊本県で2人暮らしの平屋向け土地探しは、リブワークのe土地netにお任せください。

また、熊本県で平屋の注文住宅を希望される方で、土地情報をお求めの方は、リブワークにぜひご相談ください。

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