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2023.12.12
その他

福岡県の設計事務所に注文住宅の相談をすると土地はどうなる?業態を改めてチェック!

福岡の設計事務所の業務形態や注文住宅の相談すると土地はどうなるのか

目次

 

注文住宅の新築相談に、設計事務所を選ぶ人が増加傾向です。

ハウスメーカーや工務店のように営業部門がないことからしつこい勧誘もない、家づくりの初期段階から建築士と直接打合せできる点などが、支持されています。

特に、じっくりと時間をかけて、こだわりの強い注文住宅を実現したい人には、設計事務所への相談はうってつけと言えます。

しかし、設計事務所は不動産会社ではないことから、土地に関しての情報は、日常的に収集しているわけではありません。

そのため、建物の相談は対応できたとしても、土地探しに不安を感じる人もいますが、実際には、土地探しも協力してくれることの方が多いです。

この記事では、主に福岡県で土地を探して、設計事務所の協力を得て注文住宅を新築することについて、詳しく解説します。

設計事務所で家造り

設計事務所とは、建物の設計を請け負うのが主要な業務となっており、ハウスメーカーや工務店から設計の代理を受けることもあります。

また、街の建造物やモニュメントを専門に業務を請け負っている設計事務所もあり、得意とする分野はそれぞれ違いがあります。

敷居の高い印象を受ける設計事務所ですが、福岡県内でも個人向けに土地探しから住宅の設計、建築まで一貫して請け負うケースも多く、アットホームな雰囲気での家づくりが特徴です。

この機会に、ハウスメーカーや工務店とは、ちょっと違った進め方を知っておくことをおすすめします。

土地探しも可能

設計事務所の得意分野は建物の設計ですが、福岡県内での土地探しを希望するなら、並行して依頼することも可能です。

その場合は、設計事務所が提携している不動産業者が動くことになり、土地の契約には仲介に入ることになります。

なぜならば設計事務所、ハウスメーカー、工務店に関しては、不動産情報データベースのレインズを閲覧できず、独自の情報網のみではカバーできない事情があるからです。

ゆえに、設計事務所が持つ土地情報だけでは、やや物足りないですが、提携の不動産業者への紹介でつながりができることは、ある意味ではメリットとも言えます。

しかも、不動産業者の紹介に対しての謝礼金など、余計な費用が発生するわけではありません。

引き渡しまでの流れ

設計事務所で注文住宅の相談をスタートして、引き渡しを受けるまでには、次のような流れになります。

 

家づくりの流れ

内容

設計事務所のコンセプトを確認

設計事務所によって理念が異なるため、ハウスメーカーや工務店と同じようにコンセプトを確認し、イメージと合う設計事務所を選ぶ。

資金計画の立案

ファイナンシャルプランナーなどにライフプランの作成を依頼し、生涯の支出をベースに住居にかける費用を確認の上で資金計画を立案する。

要望を伝え、建物プランの設計と見積もりを依頼

ハウスメーカーや工務店と違って建築士が建物プランを作成することから、要望を伝えるだけで精度の高い間取りを確認することができる。

また、このタイミングで建築費を確認することで土地に充てられる費用を割り出すことも可能となる。

土地探しを依頼

設計事務所経由で不動産業者に、希望のエリア、価格、坪数など、条件に合う土地をピックアップしてもらう。

候補の土地に対する再資金計画と建物プラン確認

候補の土地が見つかれば設計事務所に再度建物プランと再資金計画を依頼し、大きな問題がなければ土地の購入申込書を提出する。

土地の売買契約と請負契約締結

土地と建物の請負契約は同時に締結することが多く、印紙代や手付金など準備物を事前に確認しておくことがおすすめ。

なお、契約前には住宅ローンの事前審査を行い、通過させておく必要がある。

住宅ローン契約を締結し、土地の引き渡しを受ける

住宅ローンの融資を受ける金融機関と契約を締結し、土地の引き渡しに必要な資金を準備する。

また、引き渡し日は銀行と法務局が開いている日に実施するため、平日の午前中に設定されることが多い。

発注指示書に署名する

土地が決まれば建物の打合せを重ね、問題なければ発注指示書に署名し着工の準備に取り掛かってもらう。

着工

着工すると、着工金や中間金が必要になるため、金融機関にもスケジュールを伝えておくことが重要。

また、建築する前には地鎮祭を行い、安全に工事が進められるよう祈祷する。

引き渡し

建物が完成すれば担当者と一緒にチェックを行い、キズや汚れ、発注内容と相違がないかを確認する。

なお、このチェックが無償で修繕依頼できる最終のタイミングになることから、念入りに確認することがおすすめ。

全て問題なければ引渡確認書に署名し、完了となる。

なお、この流れに関しては、設計事務所や状況次第で前後することもあります。

ちなみに、ハウスメーカーや工務店も、大きな違いはありません。

設計事務所は土地探しも可能で引き渡しまでの流れ解説

デザイン重視派に最適

設計事務所は、ハウスメーカーや工務店と違って、社内で構築された設計規格や仕様に制限されることがなく、自由な発想による設計が特徴です。

そのため、設計事務所に注文住宅を依頼する際には、どのような家を建てたいのか、事前に家族で話し合い、イメージしておくことでスムーズに商談を進めることができます。

福岡県内の設計事務所をくまなく検索してみると、ネットで個人住宅の建築事例を公開していることも多いため、理想に近い建物が見つかる可能性もあります。

このように、設計事務所なりの特徴を活かして、理想の住まいを実現したい場合は最適です。

理想を叶えたいとき

設計事務所に依頼をする人の多くは、こだわりの家を建てたいという、欲望を持っています。

つまり、理想を叶えることを重視した家づくりなら、設計事務所の出番だといえます。

一部だけ、こだわりたい場合であっても、設計事務所であれば柔軟に対応してもらえる可能性が高くなります。

ゆえに、こだわりの大小に関わらず、理想の住宅を目指すのであれば、まず設計事務所に相談するのがおすすめです。

個人住宅の新築にちからを入れている設計事務所は、自らセミナーを主催することもあり、そこでは家づくりについての情報が得られます。

セミナー後は引き続き個別の相談会に流れ込む場合もありますし、別途、日を改めて相談の予約を入れることも可能です。

ユニークな仕様が希望のとき

オリジナル性の高い住宅設計が設計事務所の強みであり、ユニークな外観や間取りで快適な住まいを提供してくれます。

また、福岡県でも良く見られる狭小地や前面道路が狭い土地、つまり一般的には住宅の建築でやっかいな場所であっても、設計事務所であれば創意工夫と知見をもって建築可能となるケースもあります。

ユニークな仕様を希望である、候補地はあれど建築が難しいような場合には、設計事務所を頼ってみるとよいです。

一戸建てに関しては、2階建て、3階建てが主流ではありますが、平屋でもおしゃれな佇まいに仕上げてくれます。

設計事務所はデザイン重視派や理想を叶えたかったりユニークな仕様を希望するとき最適

注文住宅依頼にあたって

設計事務所に注文住宅を依頼すると、ハウスメーカーや工務店では実現が難しいような建物も建築の可能性は高まります。

それ大きなメリットではありますが、デメリットも知っておくべきです。

デザインだけを重視し過ぎて、それまで見えなかった部分に対しての後悔や、家づくりそのものがイメージと違ったという人もいます。

ゆえに、一般的なメリットとデメリットの内容を知り、納得した上で家づくりを進めることが重要です。

依頼のメリット

福岡県だけに留まりませんが、土地探しは別としても、設計事務所で注文住宅を建築するメリットは、自由度の高い間取りやデザインが実現可能という点は、すでに知られています。

ハウスメーカーや工務店は、社内的に建築に関する制限、つまりは業務の効率化も含めて設計工数や工期を短縮することで、トータルで合理化を図っています。

また、大手になれば役割分担が細かく、営業担当と現場との情報共有ができていないというケースもゼロではありません。

その点、設計事務所であれば、建築士やインテリアコーディネーターが、こだわりを詰め込んだ家を妥協なく設計して並走してくれるため、必然的に満足度は高まります。

若干、工期が長く掛かることもありますが、そこまで高いリスクではなく、むしろ理想の住宅を慎重に建ててくれる姿勢が見受けられます。

このことからも、家づくりに徹底してこだわりたい人には、設計事務所がおすすめです。

依頼のデメリット

設計事務所に依頼する最も大きなデメリットは、自由度が高くなることの引き換えに、建築コストが高くなる傾向があります。

つまり、こだわりの部分を実現することは、必然的に特注する機会が増えることと同じであり、極論すると、全てが手作りに近くなることも想定されるからです。

職人さんの手作りによって、品質と建築精度は担保されますが、工数の負担が増えると工期にも影響します。

見積もりの段階で、大手ハウスメーカーのハイグレード住宅を超える建築コストを提示されることも、珍しいことではありません。

また、ハウスメーカーや工務店と比較して、サービスや保証制度が充実していないという点も、大きなデメリットといえます。

この点については、どこまで対応してくれるのか、しっかり確認することをおすすめします。

設計事務所に注文住宅設計の依頼をするメリットやデメリットまとめ

まとめ

設計事務所はハウスメーカーや工務店と違い、オリジナル性の高い家づくりが可能です。

設計に対しては、直接、建築士と打合せできることから、希望を詰め込んだ間取りやデザインを盛り込みやすく、イメージ化にも長けています。

さらに、土地探しにおいても、提携している不動産業者に依頼できることから、家づくりの商談が滞る心配はありません。

ただし、設計の自由度が高くなる半面、建築コストの負担も高くなる傾向です。

また、サービスや保証に関しても、やや弱い面があります。

設計事務所に注文住宅の相談をするには、こうした特徴を踏まえた上で、十分に検討することが重要といえます。

トータルで安定の品質とブランド力が欲しい時は、ハウスメーカーを選ぶとよいです。

福岡県の土地探しと建築士による家づくりはリブワークのe土地netにお任せください。

また、福岡県で新築一戸建て(注文住宅)を建築される方で、オリジナルの仕様を求める方は、リブワークにぜひご相談ください。

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