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2023.09.05
ライフスタイル

神奈川県の土地に建てた注文住宅にバーベキュー可能なバルコニーを設置するための条件とは?

神奈川県の注文住宅でバーベキュー可能なバルコニーの設置条件まとめ

目次

 

神奈川県で土地を購入して注文住宅を建てるなら、バーベキューができるくらいのバルコニーを設置したいという声は多いです。

おそらく海を見ながらの自宅バーベキューを期待するものと考えますが、実際には、いくつか注意点と条件があります。

バルコニーは屋外とはいえ、自宅の一部となっており、バーベキューをするスペースを確保するためには火災の予防や使い勝手を十分に検討する必要があるからです。

そこで今回は、注文住宅にバーベキューができるほどのバルコニーを設置する条件などについて解説します。

バルコニーの概要

バルコニーとは、屋外に突き出たスペースで、屋根がないものを指します。

完全に外の空間となっており、一般住宅では庭やテラスの屋根が、バルコニーの床となっている作りがイメージしやすいです。

手すりや柵を設置して、テーブルやいすを置けばリラックスできる空間になり、ガーデニングなどの趣味スペースとして有効に活用することができます。

バーベキューを目的としてバルコニーを設置した場合であっても、汎用性の高いスペースとなります。

ベランダやテラスとの違い

バルコニーと誤解されがちなのは、ベランダやテラスが挙げられます。

大きな違いはベランダには屋根があり、バルコニーにはないことです。

テラスに関しては、そもそも1階の庭先に設置するものであり、2階以上には存在しないことになります。

ベランダやテラスはバルコニーと同じように、名称や構造の違いはありますが、バーベキューや他の目的で使用することは可能です。

そのため、ベランダやテラスも含めて最適な間取りを、家族でしっかり協議する必要があります。

神奈川県の土地に2階建ての注文住宅を建てる場合は、テラスとバルコニー、またはルーフバルコニーがおすすめです。

一般的な用途

バルコニーはバーベキューを目的として設置することは多いですが、バーベキュー以外では洗濯物や布団を干す、冬用タイヤを置くスペースなど、多様な活用方法があります。

解放的で日当たりが良い場所でありながら、プライバシーを確保できることから、音楽を聴く、読書をするなどリラックスできる多目的な空間として利用可能です。

ただし、椅子やテーブルを置くとなると、雨にぬれても問題ない製品を選択しなければなりません。

神奈川県の海辺の土地ならは、床面などは潮風の影響で経年劣化もやや速いペースで進むことが考えられます。

手すりや柵も同様で、サビや塗装のはがれが必ず発生しますから、塗装の塗り替えメンテナンスと建材選びは重要です。

バルコニーの概要やベランダやテラスとの違いや一般的な用途

バルコニーの使用目的

バルコニーは、ライフスタイルに合わせて使用目的を柔軟に変更することができる、非常に便利なスペースです。

そのため、バルコニーを所望する神奈川県に土地を持つ建築主は多いですが、主な用途を決めておくと、最適な仕様をハウスメーカーや建築会社が設計に盛り込んでくれます。

逆に、バルコニーは広すぎるとメンテナンスや日々の維持管理が煩雑になるため、工数と使い勝手が両立できる広さを目指すべきです。

そこで本章では、バルコニーの使用目的として、よく挙げられている方法を紹介します。

バルコニーの設置を検討しているものの、バーベキュー以外に思いつかない人は、参考にしてください。

第二のリビングダイニング

バルコニーに外用のテーブルとソファを置き、家族や知人と食事をするだけで、いつもと違った日常を楽しむことができます。

また、バルコニーは近隣との視界を遮る工夫次第で、プライバシースペースとして有効活用することができるため、夜は夫婦が気兼ねなく晩酌する場所としても最適です。

このように、バルコニーを第二のリビングダイニングとして活用することで、自宅にいながら非日常の空間を楽しむことができます。

注意すべきは天候です。

バルコニーは雨風にさらされるため、備品類は濡れても構わない材質、あるいは仕様のものを選びましょう。

アウトドアスペース

バルコニーは屋外にあるため、子ども用のプールやボール遊びなど、公園に代わる遊びスペースとして活用することができます。

その他、ガーデニングやプランターを使った家庭菜園、ちょっとしたトレーニングスペース、日光浴などアウトドアスペースとして利用する方法もあります。

さらには、テントを張ってのキャンプやグランピングの疑似体験も、スペース次第では可能です。

天体望遠鏡を備えて、星を眺めることもできます。

神奈川県下では夏に多くの花火大会が実施されます。

会場に近い土地であれば、鑑賞会と称して食事をしながら楽しく過ごす、コミュニケーションスペースとしての利用も可能です。

バルコニーはさまざまな用途に使用できるフリースペースであり、活用次第では豊かな生活に付加価値を与える役割を果たします。

バルコニーの使用目的は第二のリビングダイニングやアウトドアスペースなど

バルコニーでバーベキュー

神奈川県内の土地に注文住宅を建て、敷地内でバーベキューをできるプランが欲しいという要望は意外に多く、バルコニーは具体的な提案のひとつといえます。

ただしバーベキューは、火を使った料理が醍醐味のため、防火の観点から守るべきことがあり、敷地内だからといって好き放題できるわけではありません。

そのため、神奈川県という土地で快適な新生活を過ごすためにも、この章で解説するポイントをチェックしておきましょう。

十分な広さを確保

バルコニーは使用目的によって必要な面積が変わり、たとえば洗濯物を干すなどの日常生活レベルであれば、1.5m×4mくらいのサイズがあれば十分といえます。

しかし、バーベキューをする場合は、コンロを置くスペースに加え、テーブルやイスを置けるだけのくスペースが必要です。

ストレスなく人が集えるためには、18㎡程度の広さが目安となります。

狭いスペースでバーベキューをした場合は、衣類への着火、人同士の衝突という事故が発生する可能性が高くなります。

バーベキューではアルコール飲料も絡むことから、時間の経過につれ、予測できない動きも考えられるため、ゆとりある広さで設計しておくのがおすすめです。

火災や排気の対策

バルコニーで火災が発生すると、住宅全体の損傷に繋がるため、初期消火のために消火器は常備しておくことをおすすめします。

プライバシーを重視するために、バルコニーを高い塀や目隠しフェンスで囲っている場合は、屋根がなくても一酸化炭素中毒になることもあります。

空気より軽い一酸化炭素ではありますが、比重としては空気1に対して一酸化炭素は0.967という微妙なものです。

ゆえに不完全燃焼が原因で発生した一酸化炭素を、空気のように吸い込んでしまうリスクは常にあります。

万一を考えて、バルコニーであってもサーキュレーターを回して空気を循環させるなど、予防に努めることが重要です。

法規制(条例、規制含む)

自宅の敷地内で、常識的な範囲内でバーベキューをすること自体は問題ないです。

神奈川県の自治体が定める条令や規制、あるいは消防法によっても明確に自宅でのバーベキューに関しては、民事不介入の観点から厳しい制限を定めることは、ほぼあり得ないと考えます。

注文住宅において遵守すべきは建築基準法をはじめとした、関連するもののみです。

だからと言って、

  • 早朝からバーベキューを開始
  • 連日の深夜にまで及ぶパーティー
  • 煙やニオイの適切な対処
  • 近隣への声かけ(断り)もなし
  • 杜撰な後片付けによる異臭

といったマナーや常識的なふるまいはあって当然です。

違法性がなければ何をやっても自由だという思考は、社会性を疑われ、孤立を招くことに繋がります。

近隣トラブルの予防

前節で少し触れましたが、バーベキューは「ニオイ」が原因で近隣トラブルになることがあります。

同じ並びと裏側の隣人については、臭いや煙が直接流れてくることになるため、無視することはできません。

普段から近所づきあいを大事にし、バーベキューをするタイミングを事前に伝えておくことがおすすめです。

隣人との関係が良好であれば、お裾分けも効果的なトラブル予防になります。

バルコニーでバーベキューするには十分な広さを確保し火災や排気の対策や法規制を遵守し近隣トラブルの予防をすることが大切

バルコニーの維持管理コスト

バルコニーは意外と細かい維持管理が必要です。

特に床部分が損傷してしまうと、雨漏りの原因になるため、入念にチェックする必要があります。

住宅自体も、10年周期ぐらいで外壁の塗膜が劣化して雨水の侵入などが懸念されることから、塗装の塗り替え工事を後々考えなくてはなりません。

その点については、神奈川県の土地に注文住宅を建てる相談、あるいは契約をしたハウスメーカーや建築会社からのアフターサービスの利用を念頭に、長期的な視点でメンテナンス計画を立てることをおすすめします。

それを前提に本章では、バルコニーの維持管理とコストについて、日常レベルで可能な部分を解説します。

日々の清掃と防犯

バルコニーの樋は葉や小枝が詰まらないよう、定期的に取り除くことが重要です。

床に関しては、定期的にデッキブラシで清掃し、なおかつ床部分に損傷がないかをチェックします。

日常はこの程度が構いませんが、もっとも気を付けるべきことは、バルコニーは他人が侵入する経路として使われることが多いという点です。

怪しい足跡がないか、外部から必要以上に見えてないか、防犯への意識と対策をしっかり実施しておくようにします。

雨漏りや漏水予防

注文住宅を引き渡されてから雨漏りなどが最も起きやすい場所が、バルコニーだと言われています。

その理由として、バルコニーは1階の屋根部分にあたるにも関わらず、人の出入りが多く、さらに紫外線の影響を受けやすい場所で、傷みやすい面があるからです。

キズや紫外線への耐性、防水のための塗装を施してはいますが、経年によって塗膜の効果が下がり、材質によっては放置しすぎると建物内部に水が浸み込むケースもあります。

雨水の浸み込みから金属や木部の腐食も考えられることから、定期的な防水のチェックは怠らないようにしたいところです。

階下音と熱の対策

バルコニーでの発生する音は、高いところから空気中を伝って周辺に届きやすくなるため、必要以上に音の発生は抑えるようにします。

また、屋根のないバルコニーでは、長時間滞在することで時期にもよりますが熱中症のリスクが高まります。

ゆえに夏の間だけ、タープテントなどを利用して日陰を作ることで、住宅全体の温度を上げない工夫が求められます。

特にエアコンの室外機などが置かれる場所でもあるため、直射日光を遮ることでエアコンの冷房効率のムダを避けることも期待できます。

バルコニーの維持管理コストは日々の清掃や防犯や雨漏りや漏水予防や階下音と熱の対策が大切

まとめ

注文住宅にバルコニーを設置すると、さまざまな目的に使用することができます。

その中でもバーベキューを楽しむ目的で所望する建築主は多く、わざわざ出かけなくとも非日常空間を楽しむことを頭に描いています。

一方、周辺住民への配慮、火災予防など当たり前のように準備しておかなければなりません。

違法性がないとは言え、迷惑のないように活用しましょう。

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