住まいる防犯110番によると、侵入窃盗の発生場所認知件数は1日あたり約43件となっており、その中でも一戸建ての割合は最も多く、33%となっています。
このことからも、千葉県の人気エリアで土地を購入して注文住宅を建てる際には、空き巣をはじめとした防犯対策は欠かせそうにありません。
中でも防犯カメラの設置は、費用帯効果は非常に高く効果的です。
しかし、防犯カメラには多くの種類があり、仕様や設置場所、大きさによって費用負担は大きく変わるため、選び方がやや難しい面があります。
そこで本記事では、注文住宅に設置する防犯カメラについて、選び方とおすすめの設置場所、相場について解説します。
これから注文住宅を検討する人は、是非、参考にしてください。
この章では、防犯カメラ選びのポイントについて解説します。
防犯カメラのポイントは、
の4つに着目することが非常に重要です。
また、防犯カメラは注文住宅を建築し、入居するまでに設置する必要があるため、この章で解説するポイントを事前にチェックしておくことをおすすめします。
一般的な防犯カメラの画質は200万~400万画素といわれており、これよりも画素数が低い防犯カメラだと、人物が鮮明に映らない可能性が高くなります。
その一方で、400万画素以上の防犯カメラを選択した場合には、鮮明な映像を残すことができますが、予算との兼ね合いになります。
つまり、最適な防犯カメラを選定する上では、目的に応じた画素数であることが望ましく、そのことからも200万~400万画素の防犯カメラを選ぶのがおすすめです。
赤外線LEDが搭載されている防犯カメラであれば、夜でもはっきり人物を映すことができます。
千葉県に限ったことではなく、空き巣被害は夜に発生することも多く、実行まではしなくても、犯人が下見をする時間帯でもあります。
そのため、昼だけでなく夜でも記録できる防犯カメラを設置し、不審者を事前に把握しておけることが重要です。
ゆえに昼夜を問わず、24時間体制で監視するためにも、昼夜対応の防犯カメラは必須といえます。
防犯カメラは1台でカバーできる範囲が限定されますが、できるだけ広い視野角の製品を選ぶことが、コストパフォーマンスの面でも重要になります。
また、人物を特定するためにも、ズーム機能は欲しいところです。
ズームには光学とデジタルの2種類あり、それぞれ特徴を掴んでおいてください。
光学ズームはレンズを動かして拡大縮小するしくみで、一般的なデジタルカメラのズーム機能をイメージしてもらうとよいです。
このしくみでは、ズームしても画質が悪くならないメリットがある一方、レンズが壊れやすく、ズームすることで視野角が狭まるというデメリットがあります。
もう一つのデジタルズームは、映像をデジタル加工によって切り取りするため、レンズの破損がしにくく視野角も保持されます。
しかし、画質は光学ズームに比べて悪くなってしまう点が懸念材料です。
ズーム機能には、それぞれの特徴がありますので、販売店でデモ画面などを通じて、実際にズームを体験して確認することをおすすめします。
防犯カメラは24時間録画し続けますが、基本的には容量を超えない範囲で、どんどん上書きされます。
また、保存方法によっては遠隔操作で確認できないこともあり、録画と保存の方法は防犯カメラを選ぶ上で重要なポイントです。
防犯カメラの映像保存方法には、一般的にHDD方式とクラウド方式があり、次のようにメリットとデメリットが異なります。
保存方法 |
メリット |
デメリット |
HDD方式 |
比較的安い |
容量に限りがある |
クラウド方式 |
設備がスリム |
月額費用がかかる |
どちらがマイホームの防犯カメラとして、運用に向いているのかを、購入前に販売店と十分に検討してください。
防犯カメラの機能や仕様については、高性能なレンズ、昼夜対応、録画方式以外にもポイントがあります。
特に、この章で解説する、
については防犯性だけでなく、利便性を高めることができるため、おすすめです。
それぞれの機能について、特徴を詳しく解説します。
動体検知とは、カメラの視野角内で動きがあった場合のみ、撮影などの動作をする機能です。
録画容量を節約できるため、HDD保存方式の防犯カメラと相性がよく、静止画からの情報量差を計測するタイプや、温度の変化を計測するタイプがあります。
また、設定された時間に動体検知した場合、アラートを発信する防犯カメラもあります。
このように、動体検知機能が搭載されている防犯カメラを使用することで、より効率良くマイホームを守ることができます。
撮影動画だけでなく、現在の状況をライブ映像で確認できる機能は、不審者や侵入者が今まさに立ち入ろうとしているとき、通報での情報伝達に効果的です。
この機能は監視するだけでなく、こちら側から音声や警告音など、防犯カメラを通じて発信することができる機能があれば、不審者対応のリスクを大きく減らすことができます。
通販の利用頻度が多いのなら、置き配の確認などにも重宝します。
ライブ映像は、テレビ、パソコン、スマートフォンなどの複数のデバイスで視聴できると、さらに利便性が高まります。
ネットワークを通じて防犯カメラをズームしたり、自在に動かしたりできるリモート操作機能は、千葉県内外の外出先から家の状況をチェックできるためおすすめです。
リモート操作は専用のアプリを使って操作するため、家族全員で監視できる体制が構築できます。
より多くの目でマイホームを守れるようになり、空き巣や侵入などの被害を抑制することができます。
防犯カメラは機能も重要ですが、より防犯性を高めるためにも設置場所は、十分に検討したいところです。
どれだけ高性能な防犯カメラでも、合理的に考えられた位置に設置しなければ機能を十分に活かすことができません。
この章では、千葉県内外を問わず、防犯カメラの代表的な設置場所である、
についてポイントを解説します。
玄関は、人が最も出入りする場所であると同時に、ストーカーや不審者などが堂々と立ち入る場所でもあります。
そのため、防犯カメラの設置は最優先するようにします。
玄関に1台だけでも設置していれば、非常に大きな抑止力を発揮すると考えてよいです。
実際に、玄関へ防犯カメラを設置する場合は、接触による故障を避けるために、高い位置に取り付けることがポイントです。
さらに、防犯カメラ設置のシールをドアに貼ることで、より防犯意識の高さを伝えることができます。
駐車場や駐輪場は、車の盗難、イタズラなども含めて抑制するためにも、防犯カメラを設置しておきたい場所です。
ただし玄関とは異なり、どうしても死角が多く発生するため、防犯カメラの視野角ではカバーできないことも想定しなければなりません。
防犯カメラでカバーできない場合は、人感センサーライトで侵入者を検知するとよいです。
盗難やイタズラの抑止だけでなく、暗い場所を照らして安全性も確保できます。
玄関と反対側に庭があるときは、勝手口や掃き出し窓が侵入経路となるため、用心すべき場所です。
また、庭は垣根やフェンスなどでプライバシーを確保するほど侵入されると道路側から死角となりやすいことから、防犯カメラ+人感センサーライトでの対策をおすすめします。
玄関と同様、高い位置に設置すべきですが、隣地が映り込まないよう配慮することも忘れないようにします。
設置後は映像を確認し、隣地が映っていないことを確認しましょう。
防犯カメラの費用相場は気になるところです。
前述した機能の搭載有無によって、防犯カメラ単体での価格も変わりますが、相場を知ることで予算を確保することができます。
また、防犯カメラだけでなく、千葉県でも利用されているホームセキュリティとの比較検討も、参考になる情報が得られます。
この章では防犯カメラの費用相場と、ホームセキュリティとの比較について解説します。
防犯カメラは本体価格だけでなく、機能や保存方法によってはレコーダーやマイク、モニターなどの周辺機器が必要になります。
また、大型の防犯カメラになれば専門業者に取り付けを依頼することになり、その相場は10~35万円になることが多いです。
このように、費用相場といっても価格にバラつきがでてしまうため、予算の中で必要な機能が得られるかどうかを知ることを目的に相場をチェックするようにしましょう。
ホームセキュリティでは、防犯だけでなく火災検知や救急通報などのサービスが含まれているため、より強固な安全と安心を得られます。
費用体系の多くは、初期費用と月額課金で構成されており、初期費用は5万円前後、月額費用は5,000~8,000円が相場です。
つまり、ホームセキュリティを長期間契約した場合には、防犯カメラ単体を購入するよりも高くなることが予想されます。
実際に、年数の経過ごとにどれほどの累積費用になるのか、シミュレーションをして確認することをおすすめします。
注文住宅を建てた後に、空き巣や不審者の侵入などの被害に合わないためにも、適切な防犯対策は必要です。
その手段として、防犯カメラは非常に有効な手段といえます。
少なくとも、
については、安全性を確保することが重要です。
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