×
2023.07.17
土地

熊本県で広い土地が見つかった!庭を広く取るメリットとデメリットは?

熊本県で広い土地で庭を広く取るメリットデメリットまとめ

目次

 

注文住宅を建てる際には、建物だけでなく駐車や外構についても検討する必要があります。その中でも庭の広さは重要です。

庭の広さに決められたルールはないことから、生活スタイルの中で、どのような庭を持ちたいか、また、どう使いたいかによって変わってくるものと言えます。

特に理由もなく「庭は広い方がいい」と考えて、庭の広さありきで建ててしまうと、住み始めてから失敗したことに気づく人も多いのです。

そこで今回は、庭の重要性と役割、メリット・デメリットについて解説します。

現在、熊本県で注文住宅を検討している人は、参考にしてください。

庭の重要性

庭を重要視するかどうかは、住宅オーナーの考え方次第です。

ただし、熊本県内の気に入ったエリアだけど土地が広くない、そもそも庭に興味がないといったことであれば、全く庭がない注文住宅を建てる方針でも構いません。

少しでも庭が欲しいと考えているのならば、役割や目的、快適に暮らすための使用法などを、設計に反映させるためにイメージしておくとよいです。

この章では庭の重要性などについて解説します。

庭の役割や目的

そもそも庭には定義がなく、敷地面積から建物面積を差し引いたスペースで、ある程度の広さがある空間が「庭」と呼ばれます。

一般的には、建物の側面にあたる部分のスペースは庭とは呼ばれず、駐車場と建物の間、もしくは道路の反対方向にあるスペースが庭とされるケースが多いです。

このように、敷地と建物の間にあるスペースが庭となりますが、庭があることで隣地との距離を空けることができ、プライバシーや日当たり、風通りを確保することができます。

例えばガーデニングは近隣からの目線を遮ると同時に、趣味を楽しむ場所にもなることから人気があります。

物置スペースとしても十分に機能しますし、ちょっとした畑を作れば家庭菜園にもなることから、多機能な空間として多彩な使い方が可能です。

庭の主な用途

庭の広さによって主な用途は大きく変わります。

2~3坪のスペースであれば洗濯物を干せますし、前述したガーデニングをする空間として有効活用できます。

4~5坪程度あると、物置を置いて収納を確保、自転車置き場、BBQの場所としても十分に目的を果たすことは可能です。

子どもやペットの遊び場にするのであれば、庭をフェンスで囲った空間にすることでより安全な遊び場にすることができます。

このように、庭のスペースをどれだけ広く取れるかによって用途が変わることを知った上で、熊本県での土地選びをおすすめします。

庭を広く取るメリットは心地よさや景観や子供やペットの遊び場となることなど

広い庭のメリット

敷地が広い土地を取得すると、必然的に広く庭が取れます。

広い庭を確保することにはどのようなメリットがあるのか、この章で詳しく解説します。

心地よい屋外空間の確保

庭は建物の外にある空間ですが、所有している敷地内であることから自由に過ごすことができます。

そのため、河川敷や公園のように他人の目を気にすることなく、自由な空間を満喫できるのは大きなメリットです。

短時間の日光浴、読書、テーブルを囲っての団らんなどを通して癒しの場にすることもできます。

周囲からの視線を遮断し、音にさえ気を付ければ、最高の環境を作り出せる点も魅力的と言えます。

また広い庭は簡易的な避難場所としても有効です。

過去に熊本県では、令和2年7月豪雨、熊本地震など、大きな天災が起こっています。

床上浸水などで宅内での生活が難しい状況となったとき、庭にテントなどを張って一時的にも過ごせるようにしておけば、避難所のようなストレスを避けることも可能です。

このように多機能な屋外のプライベート空間を住宅のすぐ横に確保できるという点は、庭を広く取る大きなメリットと言えます。

自然や景観を楽しむ

広い庭にはさまざまな使い道がありますが、庭の外周部分に木や花を植えることで、自然豊かな空間に作り上げることができます。

さらに広い庭と高台を組み合わせることで、グランピングをしているような景観を楽しむこともできます。

手入れされた庭があると、家全体の印象も良くなり、風水などを応用すると運気まで変化させることも可能です。

土地と風水は密接な関係があるため、信じるか信じないかは別として、エクステリアの整備の参考にはなります。

このように、広い庭を設けて自分好みにカスタマイズすることで、オリジナル性の高いマイホームを実現できます。

子どもやペットの遊び場

庭は広ければ広いほど、遊び場として有効活用できます。

子どもが小さい時期であればプールで水遊び、小さな砂場を作ることで公園に行かずとも遊べるスペースを用意することが可能です。

また、ペットも遊べる空間にすることで、散歩をさほど必要としない犬種ならば敷地内で安全に遊ばせることもできますし、運動不足を懸念することもなくなります。

庭先に散水栓(立水栓)や洗い場を設置しておけば、子どもやペットをその場で洗えます。

ちなみに庭に散水栓(立水栓)があると重宝します。

芝生を植物への水やり、建物やエクステリアのセルフクリーニング、自動車の洗車など使い勝手は抜群です。

庭の雰囲気に合わせたい場合は、おしゃれなデザインの立水栓が溶け込みます。

広い庭のデメリットは費用や維持管理の手間や建物面積の減少など

広い庭のデメリット

広い庭を設けることには多くのメリットがありますが、デメリットもあります。

そのため、メリットだけに注目して理想だけを根拠に広い庭を設けると大きな失敗や後悔に繋がる可能性があるため、用途と目的を明確にすることが肝心です。

この章では、広い庭を設けることのデメリットについて解説することにします。

前述したメリットと合わせて参考にしてください。

費用の増加

まずデメリットとして挙げられるのは、建築時の初期費用と維持管理費用の負担です。

5坪の庭を設けた場合、坪50万円のエリアでは250万円が必要となります。

その上、固定資産税と都市計画税は土地の広さにも関わりますから、それなりの負担を背負い続けることになり、さらには不動産取得税も高くなることもあります。

つまり、前述したような広い庭を設けることのメリットを活かすためには、初期費用と維持管理費用、さらには税金の面での負担が大きくなることを受け入れる必要があるということです。

実際の費用負担以外にも、庭の手入れ、つまりメンテナンスに要する時間も、金額換算しにくいですが費用として考えなければなりません。

経済面と時間の両方を含めて、庭の必要性について十分に考えて結論を出すことが求められます。

維持管理の手間

前述しましたが、維持管理について少し深掘りしてみます。

広い庭を持つデメリットとして避けて通れないのは、草むしりや虫対策をする手間と費用です。

注文住宅を建てたばかりの時期であれば、庭はキレイに手入れがされている状態ですが、早い時期で2.3ヵ月、少なくとも半年ほど放置すると草木は伸び、雑草が生え、荒れた庭になってしまいます。

想像以上に荒れるスピードは速く、少なくとも一ヵ月に一度は庭の維持管理に時間を費やさなければなりません。

その時間がなければ代行業者を依頼することも考えると良いです。

庭が広ければ広いほど荒れる面積も大きくなり、外観が悪くなるだけでなく、実は侵入者のターゲットになりやすい面もあります。

手入れされていない、つまり外出が多い、自宅を空けている時間や期間が定期的にあると判断されてしまうからです。

また、伸びた草木による隣への越境、近所からの理不尽なクレームを受けることも今の時代は特に多くなっている印象もあり、近隣住民との関係性にも影響が出ます。

庭全体をコンクリートにする方法もありますが、猛暑の時期には放射熱により庭自体が使用できなくなり、おすすめとは言えません。

広い庭を確保して快適な住環境を維持するためには、維持管理の手間を惜しまずに定期的なメンテナンスと費用負担が必須です。

建物床面積の減少

建物の床面積と敷地の余剰スペースを足したのが敷地面積となりますが、敷地面積は安易に変更することはできません。

つまり、一定の範囲内において庭を大きくすると、建物の大きさを犠牲にせざるを得ないわけです。

あまり広いとは言えない土地でも、ある程度の庭を作りたいならば、住宅をコンパクトにしていくことになります。

駐車スペースも設けたいとなると、建物をコンパトクトにするには限界もあるため、土地選びから見直すことになります。

広い庭と複数台分の駐車スペース、さらには理想的な住宅という3点セットを実現するには、土地の広さは最低限としてどの程度が必要なのか、土地の相場とともにあらかじめ情報収集しておくことが肝心です。

庭を広くすることには、土地の面積と予算が絡みます。

熊本県内でモデルハウスを探して、気になる物件を実際に見て、イメージを明確にすると土地選びや建築相談がスムーズにすすみます。

広さの判断基準は維持管理の負担や床面積と税金などから考える

広さの判断基準

広い庭を設けることのメリット・デメリットについて解説しましたが、最適な庭の大きさだと判断する基準は、明確には存在しません。

それゆえに悩むことになるわけですが、判断基準としておすすめなのが、

  • 維持管理の負担
  • 床面積と税金

の側面から検討する方法です。

この章では庭の広さを決める判断基準としてのポイントを解説します。

維持管理の負担

庭は広ければ、草むしりや害虫対策にかける費用は高くなります。

このことからも、「なるべく広い庭」ではなく「必要最低限の庭」という考え方で、庭の広さを決めたほうが合理的ですし、負担想定もしやすくなります。

ふんわりとしたプラン、あるいは、まず庭を広く取ってから考えるというスタンスだと、後悔するといった声は多いです。

そのためにも、庭をどのような目的で使用するのか明確に決めておくことが重要です。

それすれば負担も具体的になり、冷静に判断することができます。

床面積と税金

建物の床面積を変えることなく、庭を広くする、つまり土地の坪数を増やすと固定資産税と都市計画税が高くなります。

熊本県全域の地価などからある程度の固定資産税などは推測可能ですが、どの程度まで許容できるか計算してもらって判断しても遅くはありません。

また、限られた広さの土地にもかかわらず、庭を広くすることで理想とする注文住宅を建てることができない可能性がでてきます。

つまり、住宅自体をコンパクトにして庭を広くとるか、やむなく庭を小さくするかの究極の選択になるわけです。

十分に広い土地を取得できれば悩まずに済みますが、予算がある限りは無理に庭を確保しなくても困らない設計を考えるとよいです。

熊本県で広い土地で庭を広く取るときのメリットデメリットや広さの判断基準まとめ

まとめ

庭を広く取ることで、快適な屋外空間を所有することができます。

また、庭を持つことで日当たりや風通しを良くすることができますし、広さによっては、ガーデニングや洗濯スペース、子供とペットの遊び場としての有効活用も可能です。

その一方で、広い庭は維持管理や購入時のコストがかかってしまい、注文住宅を建てる上での資金計画が崩れてしまうリスクもあります。

庭を広く取ることにはメリットとデメリットがあるため、まずは庭をどのような目的で使用するのかを家族で話し合い、最適な大きさにすることが重要です。

熊本県で庭付き注文住宅用の土地探しは、リブワークのe土地netにお任せください。

また、熊本県で新築一戸建て(注文住宅)を建築される方で、広い庭が取れる土地情報をお求めの方はリブワークにぜひご相談ください。

今すぐ非公開の土地を見たいなら!「無料会員登録」

現在15,431件ご紹介可能!

売主様のご要望で一般には公開していない
「非公開の土地情報」を会員様だけに限定公開しています。

今すぐ無料会員登録