注文住宅を建てる時に欠かせないのが土地選びです。
お金と時間を費やして注文住宅を建てるなら、できる限り安全で安心できる場所に住みたいと思う方も多いでしょう。
では、これから注文住宅を建てる土地の防犯状況を知るためにはどんなところをチェックすれば良いのでしょうか?
そこで今回は、注文住宅の防犯対策について街選びや土地選びも含めて解説します。
ここでは、防犯を考える上でできれば避けたい土地の特徴を解説します。
幹線道路の近くは、犯行後の逃走経路が確保されやすい傾向です。
他の車に紛れ込んで逃げられてしまうこともあるので、犯人を特定することが難しくなります。
車の走行音が騒がしいことも多いので、周囲の人が犯行に気付きにくい傾向も。そうした面を踏まえると、幹線道路の近くは注文住宅を建築する土地には不向きと言えます。
公園は無断駐車で下見されたり、散歩と見せかけて家の様子を見張られる可能性もあります。
そのため、公園の近くにある土地は防犯の観点ではあまり好ましくありません。
また、公園は日常的に不特定多数の人が出入りしているため、全く知らない人がいても違和感を覚えにくい立地なのです。
パチンコ店や工場など毎日大きな音を出す施設の近くも、注文住宅を建築する土地には不向きと言えます。
具体的には窓ガラスを割った音や助けを呼ぶ声などがかき消されて、近隣も何かしらの異常に気付きにくい傾向があります。
万が一こうした場所の近くに注文住宅を建てる場合には、防犯でより一層の注意が必要です。
ここでは、防犯に役立つ街歩き方法を解説します。
街歩きをしている時に住民と出会ったら積極的に挨拶しましょう。
初めて会う見知らぬ人に対しても挨拶を返してくれる街は、その土地にコミュニティがしっかり築かれている傾向が多いのです。
この記事を読んでいる方の中には「人付き合いが希薄なほうが気楽で良い」方もいるかもしれません。
ただ、住民同士のつながりがある街は防犯性が高いのも特徴なのです。
声掛けや挨拶で犯罪者の約6割が犯行を諦めたデータもありますし、挨拶できる街は犯罪が起こりにくい街づくりをしていることが裏付けられるのです。
最後に、街歩きでチェックできる防犯チェックポイントを解説します。
注文住宅を建てたい土地の様子を知る手軽な方法は、実際にその地へ足を運び自分の目と耳で確認することです。
実家の近くなど土地勘がある場合なら、「どこにどんな施設があってどのくらいの騒音がする」「街の雰囲気が明るいのか暗い」などが分かるのではないでしょうか。
併せて「ゴミが不法投棄されていないか」「落書きが消されずに放置されていないか」なども確認しながら街歩きしましょう。
こうした状況では「住民が周囲に対して無関心である」証拠。
併せて、「近くに大きな音を出している工場やパチンコなどの店舗がないか」など、音に関することもチェックしておくと安心です。
周囲が騒々しいとガラスを割って侵入されても気付きにくく、空き巣などに狙われやすい傾向もあります。
今回は注文住宅の防犯対策について街選びなども含めて解説しました。
リブワークは1から注文住宅を建築する方を全力でサポートします。
「注文住宅について分からないことがある」「あんな素敵な家を建ててみたい」など、些細なことでも構いませんのでお気軽にご相談ください!